COVID-19 新型コロナ感染症と闘った人々の記録
2020年1月、中国内陸部の湖北省武漢で原因不明のウイルス性肺炎の患者が相次いで発生しているというニュースが報道され、その後1月14日にWHOは新型コロナウイルスを確認したと報じられました。1月15日には日本国内で初の感染者が確認され、世界中で新型コロナウイルスとの壮絶な戦いが四年近く続くこととなり、WHOはCOVID-19をパンデミックとして宣言しました。
この感染症に対して、国や地方公共団体、保健・医療関係の組織に所属する方たちは、これまでに経験したことのない様々な対応に従事してきました。
本書は、県庁や市役所、保健所や医療機関などで新型コロナ感染症対応に従事した、医療・保健分野の職員二五名の方たちの約3年間にわたる感染症との闘いを経験した方たちの記録です。初めて遭遇する事態に戸惑い、最善策となるように工夫を重ね、新たな知恵を生み出しながらこの災いを乗り越えてきたプロセスは、いつか必ずおこるであろう次の感染症によるパンデミック対応にとって、一つの道標になることを願っています。